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花より男子の二 次 小 説。つかつくメインのオールCPです。

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Call out my name. 2


Call out my name. 2


本文中にR表現と、少々乱暴なシーンを含んだ部分がございます。苦手な方はご遠慮下さい。パスをかけておりませんので、閲覧は自己責任でお願い致します。







ネックレスを探すのに夢中で片付けを終わらせていなかったと気が付いて、まだ居たらどうしようと気まずいながらも会議室に戻ってみたら、道明寺はもういなかった。


唯一、道明寺からもらった宝物だったのに。

でも本人がダメって言ったらダメだもんね……

会議室の片付けをして、お昼ご飯もそこそこに、しょぼくれたまま午後の仕事に戻った。


表現の比喩とかではなく、本当に肩ががっくり落ちていたらしく、仕事帰りに飲みに行く?と田中さんと佐藤さんが誘ってくれた。

もう飲むしかない。

あたしにとって、唯一無二がなくなった。



お酒に弱いあたしは、カクテル1杯でほろ酔いだ。

2人に落ち込んでいる理由を聞かれ、過去を掻い摘んで話す。


「高校生の頃なんだけど、本当に大好きだった人がいてね、その人の母親に付き合いをやめろって友達や、その友達の親が勤める会社を盾に脅迫されてね……

仕方がなかったとは言え、ひどい言葉を言って別れたの。その人がくれたネックレスだったんだけど、なくしちゃって……


「まだ、その人が好き。ずっと好きなの」

一度口を開いて話し始めれば、止まることなく、想いが溢れでる。

2杯目のカクテルを、ちびりちびりと飲みながら、6年前に想いを馳せる。

あたしって、こんなに陰でウジウジしてるような女の子だったっけ、なんて酔いの回った頭でぼんやり思う。


「若い2人を別れさすのに、母親がそこまでするとかヤバい!」とか、「親の会社を盾にするとか、どんな権力者よ!」とか色々言ってたけど、「道明寺、好き」と思わず溢れた言葉に2人は、「専務のこと呼び捨てとか勇者!」「好きな人と専務が混ざり始めた!さすが酔っ払い!」と本気には捉えられなかったのは不幸中の幸いだった。



次の日、二日酔いで痛む頭に堪えながら出勤。

エントランスで会った2人に昨日は酔って愚痴ばっかり言っちゃってゴメンと謝る。

酔っ払った牧ちゃんは楽しいから大丈夫!と励ましてもらった。

無意識にため息が出てしまっているようだけど、こんなのあたしらしくない。ポジティブにいこう。


宝物がなくなってしまったショックは大きいけれど、これから会社で間近に道明寺を見ることが出来るようになった代償だと思おう。

あんなに近くで道明寺を見れることなど、二度とないと思っていたくらいだ。


「牧ちゃんもさー、モテるんだから他に男でも作って忘れなよ〜!

エレベーターに乗りロッカーに向かう間も、絶え間なく会話は続き、遂にはそんな風に2人に励まされる。

今まで他に男を作っても忘れられなくてコレなんだけど!なんて、言ったら余計に悲しくなりそうで、言えなかった。


「モテないって。私がモテたら世も末だから……


「これだから自覚のない子は!」と言われるけど、社会人になってから告白とかされたことないし。


「めっちゃきれいな子が入ったって入社した時も、結構話題になったらしいよ〜」


そんなの絶対違う人と間違えてるっつーの!



大学に入ってからも勉強ばかりだったけど、優紀に良い人見つけなさいと、一緒にメイクの練習をするようになったおかげか、その頃から男性に声をかけられることが増えたと思う。高校の時に比べれば見られるようになったということだろう。

髪の毛は、整える程度に切るだけで道明寺と別れてから伸ばし続けている。毎日のお手入れは大変だけど、もう腰の辺りまで伸びた。

願掛けのようなもので、いつか、道明寺を忘れることが出来たら切ろうと思っている。

こういうところも自分で未練たらしいとは思うけど。もう仕方のないことだと諦める。

いつかは道明寺より好きになれる人が出来るのかな。


それからしばらく何事もなく毎日は過ぎていき、あれ依頼、道明寺に会うこともなかった。




今日も田中さんと佐藤さんと誘い合わせて、社屋近くにあるイタリアンバルに来ている。

ここには個室もあるから、周りを気にせずに話して飲めるし、料金もお手頃だから、この3人で飲む時はよく利用していた。


今日も飲む。飲むしかない。


まだ、あの土星のネックレスに未練が。

だって、あれから道明寺を見かけない!

道明寺を間近に見れる代償のはずなのに、全然見かけない!



サーモンのカルパチョや、アンチョビ詰めオリーブに生ハムとチーズの盛り合わせ、パスタにピザと3人でシェアしながら食べて、飲む。飲む。飲む。


「牧ちゃーん!飲み過ぎじゃない?大丈夫?」

佐藤さんと田中さんが心配してるけど、飲まないとやってらんない。

いつもはカクテルが多いけれど、今日はワインも少し飲んだ。


「最近、道明寺は会社に来てるの?全然見かけないんだけど!」


「出た!道明寺呼び!勇者再び!」なんて言ってるけど、こっちは真剣なのに!

いつもより酔っているあたしは、饒舌になっていたと思う。


「ネックレス返したんだから、少しぐらい姿を見せてくれても良くない?!」

「ネックレスは返したんじゃなくて、なくしたんでしょ?」

「最近の牧ちゃんは酔うと元カレと専務が混ざるよね。ウケる〜!


笑いながら2人は話してるけど、混ざってない!同じ人だもん!

飲む!



飲み過ぎた自覚はあったけど、いつの間にか眠ってしまっていたようで。

フワフワと、暖かいものに包まれて、心地いい。お布団だ。

いつの間に家に帰ったんだろう。


どこからか、あたしの一番、好きな香りがする。


「道明寺、」



ごめんね。

まだ、好きでごめんね。

道明寺以上に、好きになれる人が、まだいないの。


ごめんね、大好きなの









頭の痛みと、アラームの音で目が覚めた。

やっぱり昨日は飲み過ぎたか〜、と寝返りを打つ。

あたしのベッド、こんなに狭かったっけ?と、いつもより窮屈に感じつつも、とにかく頭が痛くてどうしようもない。

まだ寝ていたいけど、スマホでセットしたアラームが鳴り続けているし、なんだかお布団もいつもより温かい。


まだ日中は夏日が続き、熱帯夜の日も多い。いつもは節約でクーラーのオフタイマーを設定しているけど、昨夜は酔っていたからかタイマーをせずに寝てしまったらしい。

だからいつもより、お布団が温かく感じるのかな。


鳴り続けるアラームを一回止めようと手を伸ばしたら、同じように布団の中から伸びてきた手に触れた。

ん?あれ、あたし万歳してないよね?


これ、誰の、手?



目を開けてガバッと起き上がる。

布団から手が出てる!あたしのじゃない、手!


ここ、あたしの部屋だよね?!

キョロキョロと見回すまでもなく、あたしの部屋。

うそ、誰を連れ込んだの、あたし。


恐る恐る、布団を捲ってみる。


あーーーー、アウト!

全部捲らなくても、わかるやつ!

フワフワのクルクル髪の毛が見えてるんだもん。


ヤバイ、なんで?どうして?


頭が、痛い。ガンガンする。


あたし、いつものパジャマ着てない。

裸だ。

道明寺は?ともう一度布団を捲ってみる。

裸だ。


そういうこと?本当に?

憧れのアイドルとセックス出来る確率ってどのくらいだっけ?

違う違う。専務はアイドルじゃなかった、専務だ。


そもそもにどうして、この人がここにいるのかも分からない。

昨日、佐藤さんと田中さんと飲んだあとの記憶が朧げだ。


「専務、」

ゆさゆさと揺すって起こす。


「専務、起きてください。」


……牧野?」


あ、好き。

名前呼ばれた。


「あの、なんでここにいらっしゃるか分からないですけど、起きなくて大丈夫ですか?出勤は何時です?」


「牧野」


あたしのこと、覚えててくれたんだ。

もっと、名前を呼んで欲しい。

でも、道明寺だって今日も仕事があるはず。


「専務の出勤のほうが早いですよね?シャワー使うならお先にどうぞ」

「おい、」

「何でしょう?」

「もう一回」

「うん?もうシャワーしました?」

「もう一回ヤラせろ」


なに、言った?

ポカンとしていたら、そのまま腕を引かれて布団に横になっていた。


「え?」


「牧野」


耳元で自分の名前を囁かれて、ぞわりとしたものが、這い上がる。


「牧野」


耳朶を甘噛みされて舐められ、また名前を囁かれる。

その間も片腕は掴まれたままベッドに縫い止められていて。

道明寺はあたしの耳から首筋、鎖骨を唇で辿っていく。


ん、あ、あの専務、」


「黙れ。話すな」


そんなこと言われても!

多分、昨夜は道明寺と一晩過ごしたのだろうけど、記憶にないままだ。

それなのに、朝起きて突然ヤラせろと言われても、混乱する。


「あの、お仕事は、あ、」


もう片方の手は、あたしの胸の膨らみを少し痛みを感じるくらい強く揉みながら、辿り着いた唇でその先端を咥え、舐められる。

腕を抑えていた手は、いつの間にか外されていて、あたしの太ももを撫でている。

そのまま内腿を撫で擦るが、肝心なところになかなか辿り着かない。

焦らされてる。

その間も胸への刺激は続けられていて、声が漏れ出る。


「はぁぁ、ん、あ、」


ソコから蜜が溢れていくのがわかる。

触って、欲しい。

薄い茂みをかき分け、周りを撫でられる。


「専務、ぁん、待って、専務っ」


「喋るな、黙ってろ!」


「でも、はっ、あんっ、」


「お前が!何を、どう思おうが、俺には関係ない。黙って抱かれてろ!」


そう言った次の瞬間、指で秘所を広げられ、道明寺の熱く固いものがいきなり、あたしの中に入れられた。


「いっ、うぁ、っ、そんな、いきなりっ、ん、」


少し痛みを感じる。

いくら何でも、いきなり過ぎる。

それでも道明寺は律動を止めない。

こちらの様子などお構いなしに、あたしの足を広げて押さえつけ、動きを早める。


まるであたしのことを、無視するように。


なんで、こんなことするの?

なんで、



あぁ、そうか。



道明寺は、あたしを恨んでるんだ。

6年経った、今でも。


ごめんね、道明寺。

もう、忘れてると思ってた。

あたしのことなんて、とっくに過去になって消え去っていると。

あの言葉が、あの時したことが、そこまで道明寺を傷付けていたなんて思わなかった。

こんなことするぐらいだから、きっと本当は会いたくもなかったんだよね。


それなのに、あたしは馬鹿みたいに、道明寺に一目会いたいなんて、軽々しく。

就職までしてしまった。


せんむ、ぅ、」


「黙れって、言ってんだろ!」


大きな手で口を塞がれ、そのまま行為を続けた道明寺は、あたしの同意を得ることなく中で果てた。









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ボルドー様

いつもコメントをありがとうございます!

Rは書くの楽しいですね!
書いててワクワクしますが、家族にはこのブログのことは話してないので、コソコソしながら書いてます笑

好物でしたら嬉しいです。
このあとどうなるか、ぜひお楽しみいただければと思います。
更新がんばりますね!

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